ここでは馬に関する職業についてまとめてみました。なんか学校の総合の時間みたいになっていますが(笑)。けっこう資料集めに苦労したのであきずに見てください。 この他にも僕の知らないような仕事があるかもしれませんが、ここでは 騎手・ 厩務員・ 牧場スタッフ・ 装蹄師の4つの職業について触れております。 |
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- 競馬学校騎手課程(H13年度)-
騎手として第一歩を踏み出すための資質を養うわけなので、卒業までの毎日は、早朝から厳格な規律のもとに厳しい訓練を受けることになる。3年間で基礎訓練から厩舎実習、実践的訓練を段階的に学ぶ。特に、体重を規定内に保つための食事制限などは、育ち盛りの若者にとってはとても辛いこと。しかし、その厳しさの中から、生徒間の強い友情や社会人としての自己規制、自主独立の精神が培われていく。
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- 競馬学校厩務員課程(H12年度) -
JRA(日本中央競馬会)の美浦及び栗東トレーニング・センターにおいて、調教師の管理の下、競走馬の飼養管理の補助及び騎乗調教を行う厩務員の養成を目的としている。乗馬未経験者でも受験できるが、乗馬経験者が望ましい。1次試験は北海道、千葉県、滋賀県、福岡県で行われる。勤務先は美浦、栗東を希望できる。
厩務員課程の教育は、厩務員及び調教助手が必要とする基礎的な知識と技術を付与し、愛馬精神を養うとともに、立派な社会人として必要な人格と良識を陶冶するものとする。その教育機関は6ヶ月とし、学科については専門的知識に重点をおくとともに、併せて一般教養を拾得させる。また実習については競走馬飼養管理、基本馬術、競走姿勢による調教技術の基礎を拾得させる。従って、将来厩務員として不適当と認められた者、事故、そのた傷病等により、所定の課程を習得できなかった者等に対しては退学させることがある。 卒業生又は卒業見込み者は、(社)日本調教師会の行う厩務員採用試験に合格し、トレーニング・センター場長の承認を得た上で厩務員となることができる。厩務員の欠員がない場合は、採用後直ちに就労できず、待機する場合もある。卒業生は自己の都合により厩務員にならなかった場合には、在学中に要した諸費用を負担するものとする。
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- 育成技術者研修&育成調教技術者研修 -
![]() ![]() ダンシングブレーブやフォーティナイナー、ピルサドスキーなどがいるJBBA日本軽種場協会静内種馬場内にある研修所で春コース(5月−10月)、秋コース(11月−4月)の年2回半年間の研修が、育成牧場で働く者のためにおこなわれる。研修修了後の就職先の牧場は各研修生が自分で決める。 研修内容は馬学をはじめ実技では基本馬術を中心に若馬の初期調教に必要なロンジングやドライビング、調教の崩れた馬の再調教、走路騎乗など一通りおこなう。また、牧場見学やBTCの技術者養成の見学などもある。 注意したいのは、この研修は牧場で働く者のためにあり、競馬場の厩務員やその他の仕事に就こうと思っている人のためではない。研修修了後、3年以内に軽種馬・育成の職務をやめた場合は研修期間に要した費用の全部、または一部の返還を請求される場合がある。
![]() ![]() 宮崎でおこなう基礎コース(半年)と日高でおこなう基礎・上級コース(1年)の2コースあり、希望のコースに応募することになる。
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- 装蹄師認定講習(H11年度) -
装蹄道具の修理から始まり、蹄鉄制作、削蹄技術、装蹄技術からなる実技、馬の運動学、解剖学、歩様検査といった馬についての学科、馬に慣れるための乗馬訓練など装蹄に必要な知識を、1年間で総合的に学んでいく。またトレセンや育成牧場などの研修も積極的に行い、関係者との交流もはかっている。講習修了後は認定装蹄師試験を受験。合格すると2級装蹄師資格が与えられる。卒業後は競馬関係施設、牧場などに就職。
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