Vol.16
 

 朝夕めっきり寒さを感じるようになった。白石川にも冬の使者である白鳥が訪れたようだ。町を歩くと色づいた柿とイチョウの木の黄葉が鮮やか色で目立つ。落葉樹の紅葉は例年と比べると色付きがよくないようだ。写真は富沢地区の「イチョウと柿」と「雨乞の柚」である(11月5日に撮影)。雨乞のイチョウは柴田町で最後に黄葉すると聞いていたが、確かに11月5日はまだ青々としていた。「北限の柚」で有名な雨乞の柚も収穫が始まったようだ。農家で庭先販売も行っているので散策がてら立ち寄るのもいい。雨乞のイチョウから富沢地区に抜ける林道(舗装されている)に槻木地区や阿武隈川、阿武隈山地、太平洋などの眺めが素晴らしい場所がある。
 「雨乞のイチョウ」と「雨乞の柚」については、タツの郷土史小話のNO3とNO4に掲載されているので読んでほしい。
 17日から19日は柴田高校で国体リハーサル大会(ウエイトリフティング)が開催される。晩秋の町を散策がてらチョットだけ観戦に行こうと思っている。