千葉県松戸市から
1月27日、関東は今年3度目の雪で、一日中しんしんと降り積もり翌朝、一面の雪景色で何十年ぶりの雪に感動しました。と、いうのも結婚のため柴田町を離れ、四国の暖かいところで27年ほど暮らし、雪のすべる感覚を忘れてました。うれしくなって、子どものようにうきうきして外に出ました。朝から、青空が広がり、雪はすぐ融け始め公園の桜の木の下を通ったとき、小さく堅いつぼみが水分をたっぷり含んでおり、残った雪融けの水は霧のように降っていました。
「今年の桜はどんなかしら」と、つい昨年のことを思い出します。
昨年、実に30年ぶりに船岡の桜に会いに行ったのですが、あいにくの雨。そして実家にいた三日間も雨、もう、がっかりなんてものじゃなく、不運に泣いてしまいました、
インターネットで柴田町さくらの会を見つけて、昨年は特に天候に恵まれず、美しい日が少なかったことを知り、納得です。 雪の蔵王と白石川堤の桜、公園の桜の風景は完ぺきな美しさで “絵にも描けない美しさ”です。 これは私の故郷自慢のキャッチコピーです。 山と川と桜のある町をふるさとにもって望郷か、或いは先祖返りの兆候かと思いつつ、書いています。
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