斎理屋敷

は、ずっとそこにあって・・・。

夕日。水たまり。ふろしきマント。古い蔵。 細い記憶の糸をたぐってここまできていまいました。私は誰ですか?私は誰ですか?二度問いかけるとそれはずっとそこにありました。時を旅するように、 置き去りにした遠い想い出を取り戻しにここまできたのかもしれません。


【在町ジオラマ】

斎理屋敷は、江戸時代から昭和初期にかけて呉服店、金融業、電気事業などの幅広い商売をしていた斎藤家の屋敷。当主が理助を名乗ったことから“斎理屋敷”と呼ばれるようになりました。

門をくぐればそこには住宅の他に「店蔵」「嫁の蔵」などが並び、まるで一昔前にタイムスリップしたかのよう。

屋敷は昭和六十三年から公開されていますが、平成十年になリニューリアルオープンし、未公開の収蔵品も見学できるようになりました。

ミュージアムサロンと在町ジオラマ

赤レンガ作りの新館では、柔らかな光が差し込む中、美術品や装身具など、斎理の「美」の部分が展示されています。 ミュージアムサロンと名付けられたこのフロアには、休憩スペースも設けてあるので、椅子に腰掛けて、斎理の人々の生活に想いを馳せてみるにはぴったりの雰囲気。

二階は農村地域の中核都市「在町」がテーマ。昭和初期の町並みを五十分の一の縮尺で再現した立体模型は、人々の会話まで聞こえてきそうです。

また、新しく人々のふれあいの場ともなっている「習の蔵」では、生活工芸が体験でき、その土地、その時代の背景をより身近に感じることが出来ます。


【ミュージアムサロン】

ご案内とお問い合わせ

〜蔵の郷土館〜 斎 理 屋 敷

【住所】宮城県伊具郡丸森町字町西25 【TEL】0224-72-6636
●開館/9:30 ●閉館/17:00 ●休館日/毎週月曜日(月曜が祝日の場合は開館)
●入場料/大人600円(団体500円) 小人300円(団体250円)

 
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