このページではH−YRFがマシンに採用している小技を紹介します。
アルミパイプ・プラパイプ抵抗抜き
ミニ四駆の各HPを参考に主力マシンに採用しています。作り方は思ったより簡単です。以下私なりの作り方を紹介します。
スーパー1・スーパーTZシャーシ四輪四駆
A.タミヤレギュレーション以外の場合
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左図のように中空プロペラシャフトについているピニオンギアの角を落とします。 爪切りなどを使用すると簡単に出来上がります。 ミニ四駆のメカ旦那のホームページを参考にしてください。 またプロペラシャフトを押さえているシャーシ側は真ん中の部分は削り取り、前輪側と後輪側は凹型または逆M型に加工します。 |
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前輪クラウンギアは左図ように灰色部分をけずり加工します。 |
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左の図のように各部品を組み立てます。がたが出ないように十分に注意して組み立てます。
クラウンギアとベアリングのすきまはプロペラシャフトとのかみあわせに注意しながら、シャーシとの間が0.1mm〜0.2mmになるように、ピニオンギアをワッシャー状に加工したもので調整します。ミニワッシャーと絶縁ワッシャーを組み合わせて調整してもいいと思います。 |
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左の図のように後輪クラウンギアの灰色部分を削り加工します。 |
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左の図のようにスパーギアの灰色部分を削り加工します。 |
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@(クラウンギア左壁)とA(クラウンギアとスパーギアの間の壁)の部分を削り、ベアリングをはめ込む穴をアルミベアリング用皿型ワッシャーが自由に動けるぐらいまで削ります。次に各部品を組み立てますが、前輪の組み立てと同様にがたが出ないように注意します。
クラウンギアとスパーギアの間はミニワッシャーと絶縁ワッシャーで調節します。 |
各部分のクリアランスを見ながらブレークインを行いますが、特にプロペラシャフトのピニオンギアと前輪・後輪のクラウンギアとのクリアランス、同スパーギアとのクリアランス、スパーギアとカウンターギアとのクリアランスには十分注意し、時間をかけて納得の行くまで調整します。
また、プロペラシャフトの当たる部分は、削りすぎないように早めにグリスアップします。
B.タミヤレギュレーションの場合
ベアリング部分を丸穴ベアリング、アルミパイプ・プラパイプ部分をアルミスぺーサー+ミニワッシャーに取り替えて組み立てますが、丸穴ベアリングに遊びがあるため、製作はかなりむずかしいです。十分に仮組みをしてから作成に入り、時間をかけて調整してください。
参考ホームページ
フローティングカウンターギア
以前はAO830ベアリングやローラー用9mmボールベアリングを使って作成していたため、かなりの手間と根気が必要でしたが、平成10年6月からAO620ベアリング(以下620ベアリング)が発売されたことにより、簡単に出来るようになりました。
ベアリング用皿型スペーサーの加工
カウンターギア加工
620ベアリングの組み込み
組み込み
プラ板引き抜き型自作スイッチ
シンエーカーボンシャーシを作る際に軽量のスイッチをいろいろ探したり、諸先輩のHPを参考にしたりしましたが、なかなか自分で思っているものが見つからず、それならばと自作しました。耐久性は疑問ですが、簡単に出来ますし軽量に仕上がったと思います。
各部品を0.5mmプラ板より切り出します。
わかりづらいですが、各部品を下写真を参考に組み立ててください。
※応用として前部電池ターミナルに作っても良いと思います。
何度かコースアウトを繰り返すと衝撃で壊れてしまいます。やはりプラ板の箱組みなので耐久性に問題ありです。
※平成10年6月にAO620ベアリングが発売されました。丸穴ベアリングと違って遊びがないため(少ないため)作成が容易になりました。
Xシャーシ用620ベアリングを使ったフローティングカウンターギアの私なりの作成方法を紹介します。
ベアリング用皿型スペーサーを二まわりほど削り込んで小さくします。
カウンターギアの軸の部分をすべてカットし、加工したベアリング用皿型スペーサーが自由に動けるぐらいまで穴を広げます。
620ベアリングをカウンターギアに組み込みます。このとき偏芯に注意して良かったら瞬間接着剤で接着してしまいます。
外側からミニワッシャー→ベアリング用皿型スペーサー→620ベアリングの組み込みカウンター→加工済みベアリング用皿型スペーサー→アルミスペーサー(短)x2の順に組み込みます。各部のクリアランスに注意して組み立ててください。クリアランスがうまく取れない場合はミニワッシャーなどで修正してください。
以下作成方法を紹介します。
完成写真
また、プラ製なので溶ける可能性もあるかもしれません。