ミニ四駆大好きな君たちへ

―これが速くなる一歩だ!―

AERO JET RC

ミニ四駆はタミヤの登録商標です

§4、ダイナホークGXの作成手引き書

[用意するもの] ダイナホークGX・・・・・・・・・・・・・・1セット
AOパーツSX用超速カウンタギア・・・・・・1セット
中空プロペラシャフト・・・・・・・・・・・・1セット
丸穴ベアリング・・・・・・・・・・・・・・・1セット(4個)
ゴールドターミナルSX用・・・・・・・・・・1セット
FRP強化マウントプレートセット・・・・・・2セット(4枚)
ローラー用9mmボールベアリングセット・・・3セット(6個)

その他各種ビス・スペーサーは適宜用意してください。


シャーシの作成

タイヤまわりの組み立て まず最初にタイヤをホイールに取り付けます。この時なるべくタイヤが曲がらないようにバランスに注意して両面テープを使って取り付けます。
次にシャフトを打ち込みますが、この場合も曲がって打ち込まないように少しずつ打ち込んでください。 ※ホイール小技

電池まわりの組み立て

ゴールドターミナルをシャーシ・モーターホルダーに取り付ける。
また、スイッチを取り付けてください。

ギアの組み立て

前輪・後輪にギアを組み込み、丸穴ベアリングを使って前輪・後輪を組み立てます。
またプロヘラシャフト・カウンタギアを組み込んでください。 ※前輪クラウンギア小技
※後輪クラウンギア小技
※スパーギア小技
※プロペラシャフト小技
※カウンタギア小技

シャーシまわりの完成

スイッチカバー・後部ギアカバーを取り付けシャーシの完成です。


ブレークイン ミニ四駆を作る場合は「一にも二にもブレークイン」と私は思っています。 ※ブレークインとは

プロペラシャフトのブレークイン

ニカド電池一本だけで15分ぐらいブレークインします。

初期ブレークイン

プロペラシャフト・プロペラシャフト受け部分のシャーシを掃除して、セラミックグリスをつけます。この状態でニカド電池一本だけで二セットブレークインします。一セット目で良く音を聞いてギアカバーと接触しているようなところがありありましたらその部分を削ってまたブレークインしてください。一セット目と二セット目の間ではギアまわりを掃除してください。

中期ブレークイン

また、プロペラシャフト・プロペラシャフト受け部分のシャーシを掃除して、セラミックグリスをつけ、ギアまわりを掃除します。それでニカド電池二本で二セット、ブレークインします。初期ブレークイン同様、一セット目と二セット目の間ではギアまわりを掃除してください。

仕上げブレークイン

また、プロペラシャフト・プロペラシャフト受け部分のシャーシを掃除して、セラミックグリスをつけ、ギアまわりを掃除します。これで今度はコースを走らせます。ニカド電池二本で二セットぐらい走行ブレークインしてください。

仕上げ

マシンの音を聞いて良かったら、プロペラシャフトまわり・ギアまわりなどをきれいに掃除して、各ギア・プロペラシャフト・ギアとシャーシのあたる部分・カウンタギアとシャフトにセラミックグリスを薄くつけてください。これでシャーシの完成です。 ※グリスアップ小技

ローラーセッティング

フロントローラーセッティング フロントローラーは9mmベアリング2個の1段です。
FRP強化マウントプレート(以下弓FRP)を2枚使い、幅がローラーを付けて105mm程度(105mm以上はタミヤレギュレーション違反です)になるように延長したものに取り付けます。
高さはマシンの挙動に注意し、Team Aenslandなどのホームページを参考にして調整してください。

リアローラーセッティング リアローラーは9mmベアリング4個の2段です。
リアローラーも弓FRPを切り貼りして延長し、幅が105mm程度になるようにします。
Zローラー仕様というリアローラーセッティングもありますが調整がかなりシビアで難しいです。自信のある方はDr.BUZZのホームページなどを参考にして挑戦してみてはいかがでしょうか?

※9mmローラーベアリングはグリス抜きをしてもあまり良く回りません。
H−YRFではAO830ベアリングや19mmアルミベアリングローラーなどに使われている520ベアリングをはずして9mmベアリングに組み込んだダブルベアリングを使っています。

その他 最後にボディを取り付けます。ボディは軽さの点からクリアボディが有利です。
装着方法は、電池押さえにゴールドターミナルのスポンジをゲタにして、直接両面テープで固定してください。
H−YRFではマグナムセイバーやZMCクリアを加工して使っています。


ブレークインとは ノーマルモーターを使いマシンを空回りさせてギアのあたりを出す作業です。マシンを何かの台の上において空回りさせてください。
※ホイール小技 ベアリングの外枠にホイールがあたらないように、ホイールの軸をテーパー状に加工します。
※前輪クラウンギア小技 ベアリングの外枠にあたらないようにギアのベアリングと接触する部分をテーパー状に加工します。
※後輪クラウンギア小技 クラウンギアがシャーシとあたる部分をなべ底状に加工します。
※スパーギア小技 SX用超速カウンタギアのスパーギアは通常の超速カウンタギアより厚みがあるため薄く削ります。
※プロペラシャフト小技 両端の角を落とします。
※カウンタギア小技 [初級]ギアカバーとのクリアランスがあまりないようなので、角を落として丸くします。
[上級]AO620ベアリングなどを使ってフローティングする。
※グリスアップ小技 セラミックグリスの変わりにスクワラン(深海鮫エキス100%)を使用する。レギュレーション違反となる場合もありますので、注意してください。

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